過去ログ - モバマス太平記
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1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:05:01.58 ID:M7YeAvKh0
・作者の初スレ立て、初SSです。
・拙い文章です。アドバイスを頂けると助かります。
・このSSは日本の南北朝時代を舞台にしていますが、史実とは異なる点が多々あります。ご了承ください

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:07:37.05 ID:M7YeAvKh0
〜事務所〜

モバP「お〜い仁美、ちょっと良いか。新しい仕事が入ったんだが」

丹羽仁美「何?プロデューサー」
以下略



3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/04/02(水) 18:08:51.71 ID:wuChvrEmo
佐々木道誉ぐらい日本史Bで出てくるだろ


4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:09:12.08 ID:M7YeAvKh0
〜近江・柏原城(かしわばらじょう)〜

佐々木道誉(丹羽仁美)「まだ、六波羅の残党が関東に逃げ続けているね…」

忍(浜口あやめ)「申し上げます! 六波羅の北条仲時(ほうじょう なかとき)が近江の山中にて、一族もろとも自害したようです!」
以下略



5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:10:02.63 ID:M7YeAvKh0
〜京・足利軍奉行所〜

武士「それがしは○○の国の△△と申す者で…」

足利直義(あしかが ただよし:城ヶ崎莉嘉)「はい、参陣ありがとっ☆ 今後の働きに期待してるねっ☆」
以下略



6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:11:18.78 ID:M7YeAvKh0
〜足利高氏(あしかが たかうじ)の居室〜

足利 高氏(城ヶ崎美嘉)「仁美、久しぶり〜☆ 元気にしてた?」

仁美「久しぶり。六波羅を倒した祝いってことで、これ受け取ってもらえる?」
以下略



7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:12:09.15 ID:M7YeAvKh0
〜京・佐々木邸〜

仁美「お加減はいかが?」

佐々木時信(ささき ときのぶ:北条加蓮)「話、聞いたよ。私を助けるために三種の神器を美嘉に渡したんでしょ?」
以下略



8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:13:18.48 ID:M7YeAvKh0
〜京・高橋屋(道誉の旅館)〜

仁美「そんなにあっさり?」

あやめ「はい、確かな情報です。新田義貞(にった よしさだ)が鎌倉を陥としました。鎌倉幕府の北条一門は、そろって自害したようです。まあ、ごく一部は逃散したみたいですが」
以下略



9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:14:17.90 ID:M7YeAvKh0
あやめ「今後、私はどのように動けばよろしいのでしょうか?」

仁美「ひとつは護良親王近辺の動き、もうひとつは奥州かな」

あやめ「奥州ですか?なぜそんな辺境の地を…」
以下略



10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:15:13.29 ID:M7YeAvKh0
〜京・雑訴決断所(ざっそけつだんじょ)〜

仁美「あ〜肩が凝る。面倒くさい仕事ばっかだな〜。それにしても、みんな飽きもせずよく小競り合いするな。こんな小さな領地の奪い合いして、よっぽど暇人ね」

仁美「それにしても、なんでアタシにこんな仕事をおしつけるかな」


11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:16:00.44 ID:M7YeAvKh0
〜回想〜

美嘉「ねえ、仁美」

仁美「何?」
以下略



12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:16:53.20 ID:M7YeAvKh0
仁美「トホホ……ん?」


訴人「これを差し上げますので、どうかよしなに…」

以下略



13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:18:28.36 ID:M7YeAvKh0
ザワザワ イッタイナンノサワギダ

高師直(こうの もろなお:渋谷凛)「ねえ仁美、なにやってんの?」

仁美「皆の者、耳あれば聞け!目あればしかと見よ!この者は公平なる裁定者としての責務を汚し、訴人から袖の下を受け取っていた。証拠もここにある!」
以下略



14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:19:20.89 ID:M7YeAvKh0
〜高橋屋〜

仁美「いや〜、今日も飯が美味い!」

亜子「あのさ、謹慎中やんな?」
以下略



15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:20:08.54 ID:M7YeAvKh0
凛「こんにちは。おとなしく謹慎…はしてないみたいだね」

仁美「い、いやぁ〜おとなしくしてましたよ。おとなしく宴会とか連歌とか猿楽とかしてましたよ」

凛「まあ良いよ。ところでいまから奉行所に来て欲しいんだけど。美嘉が呼んでるから」
以下略



16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:21:02.57 ID:M7YeAvKh0
〜奉行所〜

美嘉「謹慎中は元気にしてたみたいだね」

仁美「まあ、アタシにあんな面倒くさい仕事を押し付けた意趣返しってところね」
以下略



17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:21:53.50 ID:M7YeAvKh0
〜御所〜

侍従「天皇陛下の御なり〜」

後醍醐天皇(小早川紗枝)「ほんに久方ぶりですなぁ。堅苦しい挨拶は無しでよろしいですえ。直答をさし許します」
以下略



18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:23:16.87 ID:M7YeAvKh0
紗枝「まあ、そんなことよりも。今日は仁美さんに会わせたい人がおったんで、こうして御所にまできてもろうたんどす」

紗枝「こちらは楠木正成。そしてこちらは新田義貞。二人とも、倒幕に尽力してくれたんどす」

美嘉「……」
以下略



19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:24:13.47 ID:M7YeAvKh0
〜奉行所〜

美嘉「どう?今日の感想は」

仁美「まあ、陛下がお元気そうでなにより。後の二人は何というか、その、個性的…って言うのかな?それにしてもあの二人、ずいぶん帝のご寵愛を受けているように見えたけど」
以下略



20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:25:20.34 ID:M7YeAvKh0
美嘉「自分で言うのもなんだけどさ、倒幕で一番活躍したのってアタシだよね。実際、その恩賞として帝からは今度、帝の諱(いみな)である尊治(たかはる)から一字もらって、“尊”氏に改名するんだ」

美嘉「それに陛下からは直々に鎮守府将軍(ちんじゅふしょうぐん)に任命されたけどさ、それって武士による政…つまり幕府は認めないってことでしょ?征夷大将軍(せいいだいしょうぐん)じゃなきゃ幕府は作れないもんね」

仁美「…それなら、あまり気にしなくても良いんじゃない?」
以下略



21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:27:24.36 ID:M7YeAvKh0
仁美「ところが、いつまでたっても帝は護良親王には大将軍の位を与えていない。だから拗ねて山を降りないってわけ」

美嘉「そんなことはわかってるよ。早く続き」

仁美「焦らないでよく聞いて。それで、近々播磨(はりま)の赤松円心(あかまつ えんしん)が護良親王の京への“凱旋”の先導をするために、信貴山に行こうとする動きがあるの。護良親王配下としては、赤松円心は最初に京入りを果たした武将だし」
以下略



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