過去ログ - スタナシもぎ
1- 20
1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/03(木) 17:08:59.80 ID:48eboR7a0
昔々あるところに、志希、菜々、幸子という3人の姉妹が、お父さんと一緒に暮らしていました。

 4人は幸せに暮らしていましたが、ある時、お父さんが病気になって寝込んでしまいました。

あれこれ薬を飲ませてもさっぱり効き目がありません。

「にゃぁ…、どの薬もさっぱり効かないよ…」

「そんな、お姉ちゃんの薬が効かないなんて!」

「何言ってるんですか?あなたが長女じゃないですか!」

「違います!ナナは17歳でだから次女ですよ!」

「まあ、どっちでも良いですけどね。でも、薬が効かないんじゃボク達に出来ることなんて…」


SSWiki : ss.vip2ch.com



2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/03(木) 17:10:10.18 ID:48eboR7a0
姉妹が困っていると、お父さんが

「スタナシが食べたい…」

とか細い声で言いました。
以下略



3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/03(木) 17:11:13.83 ID:48eboR7a0
幸子がズンズンと山の中へ入っていくと、岩の上にクラリスが立っていて、

「どちらへ行かれるのですか?」

と聞いて来ました。
以下略



4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/03(木) 17:11:42.49 ID:48eboR7a0
幸子がズンズンと歩いていくとクラリスの言うとおり、分かれ道がありました。

そこに3本の笹が立っていて、それぞれ、

『いけちゃ、ガサガサ』
以下略



5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/03(木) 17:12:18.93 ID:48eboR7a0
幸子はクラリスの言うことを聞いていませんでしたので、

「何を言っているか分かりませんが、まあこっちで良いでしょう!」

と言って『いくなちゃ、ガサガサ』と鳴っているほうの道に入っていきました。
以下略



6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/03(木) 17:13:25.76 ID:48eboR7a0
なおもズンズンと歩いていくと、今度は木の上で鳥が

『いくなっちゃ、トントン。いくなっちゃ、トントン』

と鳴いていました。
以下略



7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/03(木) 17:14:23.76 ID:48eboR7a0
それでも構わずにズンズン歩いていくと、沼のそばにスタナシの木があって、

スタナシがざらんざらんなっていました。

「やった、見つけましたよ!」
以下略



8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/03(木) 17:14:59.94 ID:48eboR7a0
「私の宝のスタナシをとろうとするとは!」

「これには訳があって!ボクのお父さんが!」

「ええい、問答無用!レアメダルにしてあげます!」ヤァー
以下略



9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/03(木) 17:15:31.62 ID:48eboR7a0
れだけ待っても幸子が帰ってこないので、今度は志希が

「にゃは、あたし行って来るね♪」

と言って出かけようとしました。しかし、それを制して菜々が
以下略



38Res/15.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice