過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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614: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/07/15(火) 00:44:57.03 ID:U0sZprrf0


無難にも程がある返事を俺がすると、看護婦さんはまた少しだけ笑みを見せる。



「以前にもいらっしゃってましたよね。彼氏さんですか?」



少しばかり、からかう様な言い方。
なんとも悲しくなる事を訊いてくれるものだ。分かって言ってる?

つーか、まさか俺の事を覚えてるとはな。そっちの方が驚きだ。



八幡「そんなんじゃないですよ。あいつとは仕事の…」



と、そこまで言って言葉が止まる。
なんとなく、こんな事を言ったら怒られそうな気がしたから。
誰に、とは言わない。



八幡「……いえ。友達の、お見舞いです」



そう言って、言ってから恥ずかしくなる。

世間ではこんなこと平気で言えるのかもしれないが、俺には大分ハードルが高い。
顔があっついなクソ。



「そうですか」



そして看護婦さんはまた微笑み、満足そうに頷いた。




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