過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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662: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/07/20(日) 02:33:21.18 ID:xehw/xfK0


新田「わ、私、今まであまり歳の近い男の人と話したこと無くて……だから、ちょっと緊張して……」



申し訳なさそうに、俯きがちに言う新田さん。
あーつまりなんだ。自分が緊張して上手く話せないから、そのせいで気まずい空気にしてしまって申し訳ないと、そう言いたい訳か。

別にそれは謝る事じゃないし、そもそも気まずいに空気にしている原因は俺にもある。

お人好しというか、律儀な人であった。



八幡「……いーっすよ。こっちこそすんません、年下のプロデューサーとかやり辛くて仕方ないでしょう」

美波「そ、そんな事ないですよ! 私なんかよりしっかりしてて、凄いと思います」



そう言って、やっと彼女は微笑んだ。

う……やばいな、本当に美人だ。これは勘違いしても責められない。いやしないけど。


というか、さっき何かとんでもない事を言ってなかったか?

確か、あまり歳の近い男と話した事が無いとかなんとか。
……マジかよ。こんな可愛いのに男の免疫ないとか、完全に誘ってやがるよ!(違います)



美波「あまり話した事が無かったですけど、比企谷さんがとても良い方で良かったです」



安心したようにそう言う彼女。

というか、比企谷さん呼びとな。年上なだけに、何とも違和感を覚える。



八幡「さん付けとか、敬語もいいですよ。年下なんですし」

美波「え? でも……」

八幡「そっちのが、かえって気遣っちゃいます」



少し卑怯な言い方だが、こう言えば彼女も諦めるだろう。
実際言った事は本音だし、普通に話してくれた方が俺も何かと気が楽だ。




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