過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
1- 20
740: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/07/28(月) 01:08:08.06 ID:ssSX13fx0


「でも……」と、島村は続ける。



卯月「あの時、ああ言ってくれたから私は自信が持てたんです。私は、私のままで良いんだって。私のままで頑張れば、それが魅力になるんだって」

八幡「……」

卯月「だから、ありがとうございます」



そうして、島村はまた笑った。


その言葉を聞いて、俺は素直に受け取る事が出来なかった。

正直に言えば、買い被りもいい所だと思う。
実際俺はよく覚えていないし、その時大した意味も無くそう言ったんだろう。

けれど、島村はそれでもいいと言うだろう。
そんな事はどうでもよく、自分が元気付けられたのだと。

彼女は、そう言ってくれる。


いつだったか、「自分の言葉に責任を持て」と言われた事がある。
プロデューサーという仕事は、正にその言葉の通りなのではないだろうか。


俺の発言が、その言葉が。

アイドルという他の誰かの糧ともなり、枷ともなる。

だから、責任を持たなければならない。



その言葉に。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/428.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice