過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2014/08/09(土) 02:12:06.57 ID:9UPUoVTN0
俺は、どうすればいいんだろうな。
凛に謝ればいいのか?
凛のファンたちに謝ればいいのか?
謝って済む、問題なのか?
ずっとずっと、自問自答を繰り返す。
答えの見えない迷路を彷徨うように。
……いや、本当は分かってるんだ。
俺が出すべき答えは、もう分かり切っている。
だが俺は、その選択をーー
ふと、物音が聞こえてきた。
ドアを静かに開ける音だ。
この時間帯、親は仕事に出ている。
つまりリビングに入ってくる人物はただ一人。
小町「……お兄ちゃん」
物憂げな顔で、小町はやってきた。
俺はソファから上体を起こし、顔を小町へと向ける。
八幡「……どうした?」
俺が訊くと、小町は一度小さく深呼吸をし、真剣な表情をつくる。
そして、不意に予想外の行動をおこした。
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