4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:16:02.22 ID:hfXL+YRR0
しかし、人間の本質的に矛盾は無い方が良しとされる。
矛と盾の故事のように、互いが互いを完全否定するものは許されないのだ。
恋愛に例えると、好きだから相手を殺す、となれば究極の愛情表現かも知れないが、一般的には限りなくノーだろう。
核爆弾の存在を全否定する国が大量虐殺兵器を開発するようなものだ。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:17:49.04 ID:hfXL+YRR0
そして本題。
今回の主役。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:20:10.56 ID:hfXL+YRR0
002
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:22:55.17 ID:hfXL+YRR0
僕は割と現実主義者なのである。
一日二十時間労働だろうと、それに見合う報酬があれば良し。
さて、とっととノルマくらいはこなしてしまおう。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:25:21.06 ID:hfXL+YRR0
僕は菊地の呼びかけに仕事の手を止め、振り返る。
「なんだよ菊地、僕は今仕事中で――」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:27:01.36 ID:hfXL+YRR0
ああ。
久し振りに八九寺に会いたいなあ。
元気かなあ。
今度会ったらいっぱい色んなところをペロペロしてやろう。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:30:10.36 ID:hfXL+YRR0
「くっそおおおお!
こうなったら今すぐ961プロの奴らを凌辱してやる!」
「凌辱!?」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:32:38.00 ID:hfXL+YRR0
「とにかく、変なことはしなくていいですから」
「むう」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:34:55.80 ID:hfXL+YRR0
「ヒューっ!
超絶カワイイ! まーこりーんっ!」
「いぇーい! ありがとーっ!」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:36:20.99 ID:hfXL+YRR0
何せ菊地にふわふわフリルの魔法少女ルックスは、正直言って似合っていないのだ。
魔法じゃなくて暴力で悪を倒す感じ。
格闘系魔法少女。
マジカルグラップラーだ。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/09(水) 23:38:01.65 ID:hfXL+YRR0
似合わないことは本人も多少は自覚していたらしい。
まぁ、そうだよな。
自分の顔なんて毎日見るものだし、ましてや菊地はアイドルだ。
同年代の女の子より自分の容姿については把握している。
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