過去ログ - 阿良々木暦「まみコーム」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:48:15.70 ID:95e+9Xdq0

結局、あの後は警察を呼ばれる寸前まで行ったものの、亜美ちゃんと後に目覚めた真美ちゃんの文言によって免罪となった。
元々ない罪なので冤罪もいいところなのだが、冤罪でも状況証拠だけで大罪すら万人に認められてしまうのが現代社会だ。
全くもって清廉潔白な僕の身からしてみたらやる瀬の無いことだ。
真美ちゃんの為に必死でやりたくもない非道を行なった結果、僕の身に刻まれたのは水瀬と高槻の手型。

「…………!」

その時、阿良々木に電流走る……っ!

いや待てよ、良く考えたら水瀬と高槻の手型なんて超レアじゃないか。
それが僕の身体に刻まれたとなれば、それはもうイエスキリストの脇腹に匹敵する聖痕と言っても差し支えないのではないか?
手型なんて一日で消えてしまう。
どうしよう、なんとかしてこの手型を石膏か何かで永久保存する方法はないだろうか。
手型って言ってしまえば内出血の軽いバージョンみたいなものだから、皮膚を剥ぎ取ってなめした所で意味はないし……。
考えろ、考えるんだ僕!

「おっは→!」

「お、おはよう」

僕がとてつもなく真面目な顔でとてつもなく不毛な内容に思考に費やしていると、双海姉妹がやって来た。
今日は珍しく、攻撃がないようだった。

「おはよう亜美ちゃん、真美ちゃん。今日は戦わないのか?」

ようやく僕の恐ろしさに気付いたか、とふざけてみるも、亜美ちゃんは首を横に振る。



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