過去ログ - 日向「強くてニューゲーム2」
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256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:34:05.82 ID:aFMIt3ru0
「……け、警察!」
先生の言葉に私達はハッとする。
そうだ! 早く警察と救急車を呼ばないと!
しかしーー。
「何で…?」
「どういうことなの!?」
ケータイのモニタ画面には、アンテナは立っておらず、圏外の文字だけが映し出されていた。







午後7時48分
「あのぉ……」
涼子さんが手を挙げた。
「どうしたの?」
「えと、トイレに行きたいんですけど……」
「うーん……単独行動は出来れば謹んで欲しいのだけれど……仕方ないわ。どうぞ」
涼子さんは立ち上がると、早足で教室から出て行った。
「他にトイレに行きたい人は? これからもっと暗くなるからなるべく早く行った方がいいと思うわ」
「……じゃあ、僕も」
「私も」
橙田さん、村崎さん、青山さんも続いてトイレへ向かった。

午後7時53分
「先生、大変!」
青山さんが慌てた様子で教室に戻ってきた。
続いて、村崎さん戻ってきた。
「何かあったの?」
「赤里さんがいないんです!」
「何ですって!?」

「個室とか、ロッカーとか調べたんですけど、いなかったんです!」
「他のトイレに行ったんじゃないの?」
「そ、そうね、その可能性もあるわ。 皆、悪いけど手分けして探すわよ」
「はい! あ、橙田君は……」
「私が伝えておくわ」
「はい、お願いします!」
それから話し合った結果、私、青山さん、緑山さん。
そして、黄瀬さん、藍原さん、村崎さんの二つのグループに別れた。
「それじゃあみんな、気をつけて」
先生はそれだけ言って、橙田君の元へ行った。
「それじゃあ行こうか」
私、青山さん、緑山さんは上の階へ向かった。


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