30:唯野 ◆xM1rhmOJvo[saga]
2014/04/21(月) 19:37:57.87 ID:DHzXarPJ0
司会「──お待たせしましたァ! 皆さまァ! 今宵、『四天魔王決定戦』…準決勝を開始致しますっ!」
観客「「ワァァァァー!」」
司会「それでは第一戦目ェ…。『銀髪エルフ』と『剣士』のカードですっ!」
司会「…選手ゥ…入場ーッ!」
観客「「ワァァァァー!」」
オークA「おらぁ、剣士ィ! 賭けたんだからしっかり勝てよォ!」
オークB「剣士ィ! またお前の虐殺劇を魅せてくれェ!」
オークC「銀髪エルフゥ! こっち向いてェ!」
女賢者「凄まじい熱狂ぶりですね…。」
隣の客「それもそうだろうな。何せ四天魔王決定戦なんて大掛かりな催しの準決勝…。嫌でも盛り上がるさ…。まあ、ほとんどの奴等は賭けた金が倍以上になって戻るのを楽しみにしているがな…。」
女賢者「貴方は…?」
隣の客「俺は違うさ。新しい魔界の民の心の拠り所…。希望の星となる魔物が決まる様子を、この目で見たいだけだ…。」
女賢者「……なるほど」
女賢者 (ただ純粋に四天魔王が決まると聞いて、期待を胸にやって来たという人も居るのに…。何故、開催者はこんな催しを…!)
女賢者 (段々腹が立ってきました…!)
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