31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 19:07:20.37 ID:KjY5e/6Q0
005
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 19:09:48.94 ID:KjY5e/6Q0
四条はぺろりと恍惚の表情で舌舐めずりをすると、空気に溶けるかのように薄くなって消える。
「くっ……！」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 19:11:29.57 ID:KjY5e/6Q0
蜉蝣に全く関係のないものに変態するとは考え難いし、あの四条の様子は蟻地獄のそれだろう。
となると、今事務所は蟻地獄そのもののようなものか。
「蟻地獄……か、ひたぎ、蟻地獄についてどれ位知っている？」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 19:22:59.71 ID:KjY5e/6Q0
「暦が無事、事を終えたら今日一日メイドの如くご奉仕して差し上げます」
「マジでっ！？」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 19:42:17.35 ID:KjY5e/6Q0
僕は一息つくと扉を開ける。
例えるのならば、煮こごった澱の中に身を沈める感覚。
先に這入ったひたぎは果たしてまだそこにいた。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 19:51:36.67 ID:KjY5e/6Q0
鼻血を拭うと僕は、鼻血？ 何のことですか？と言わんばかりのドヤ顔で口を開いた。
「舐めんじゃねえよ――なあ忍」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/04/23(水) 19:52:54.85 ID:8h59e/jw0
やっとリアルタイムで遭遇
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/23(水) 19:53:21.26 ID:8NBzaVj30
早く全キャラ分みたい
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 20:00:04.10 ID:KjY5e/6Q0
006
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 20:04:47.60 ID:KjY5e/6Q0
「な、なあひたぎ。その、心遣いは嬉しいんだけど、人前だし恥ずかしいからそろそろ――」
「ダメだっちゃ」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/23(水) 20:13:04.33 ID:KjY5e/6Q0
「はい暦、次は私よ。あーん」
「うおっ！？」
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