過去ログ - 貴音「昔より、もっと。もう一度」
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11: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:22:40.88 ID:bmR1C5XAO
貴音「…その話。プロデューサーの前では二度と話さぬ様、よろしくお願い致します」ボソッ
小鳥「え?」キョトン
貴音「…よろしい、ですか?」ズイッ
12: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:23:47.70 ID:bmR1C5XAO
むかし…というても、千四百年も遠い遠いむかしになろうか。
そのころ鎌倉の深沢に、まわりが四十里(17.4q)という湖があり、主の五頭竜がすんでいた。
それがわるぅいわるぅい竜でなぁ。
13: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:26:28.84 ID:bmR1C5XAO
――Pの車内
P「なぁ、貴音?」
貴音「なんでしょう?」
14: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:27:34.71 ID:bmR1C5XAO
ある日の事だったそうな。
五頭竜は津村の水門のところにあらわれて、はじめて村の子を食ったそうな。
それから村人は、ここを「初くらい沢」と名づけて、近よらなかったそうな。
15: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:29:34.59 ID:bmR1C5XAO
――鎌倉
――11:50
P「あぁ…やっと着いたぁ…」
16: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:31:24.75 ID:bmR1C5XAO
――蕎麦や
P「やっぱり鎌倉に来たら鴨南蛮だな!」ズルズルズル
貴音「…面妖な…面妖な…これは面妖な…」ズルズル、
17: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:32:21.87 ID:bmR1C5XAO
そうしたとき、天地をゆるがすたいへんなことが起こったそうな。
それは、欽明天皇の時代(6世紀)13年04月12日だったと。
まっ黒い雲が天をおおい、深い霧がたちこめ、大地震が起こった。
18: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:34:24.12 ID:bmR1C5XAO
――江ノ島
P「んー!潮風が気持ちいいなぁ…こういうところで撮影するのは、やっぱり開放感があっていいな!」
貴音「…ふふっ。そうですね。江ノ島…やはり、まこと良き場所です」トテトテトテ
19: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:37:13.96 ID:bmR1C5XAO
五頭竜は、このありさまを湖の中から目をむいて見まもっていた。
すると、天から美しい姫が紫の雲にのり、2人の童女をつれてしずしずと島におりてきた。
そのとき、どこからともなく美しい音楽が流れ、なんとも良き、香ばしい香りが漂ったと。
20: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:39:10.38 ID:bmR1C5XAO
――青銅の鳥居
P「すげぇ…ここをくぐると、土産物やがたくさんあるんだよな」キョロキョロ
貴音「…ふふっ。海産物の、まこと美味しそうな匂いが漂ってきますね」クスクス
21: ◆ycDKV.3ZYU
2014/04/24(木) 00:40:57.51 ID:bmR1C5XAO
貴音「…」パリッ、バリッ、モグモグ...
P「美味いな…これは…」バリッ、バリッ、
貴音「えぇ…まこと…美味です」モグモグ
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