過去ログ - 久「咲は私のことが好きなんでしょう?」
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2014/05/01(木) 23:20:24.31 ID:soO6/J5D0
咲「……なら、いっそ」
生気の抜け落ちた呟きを拾う者はいない。
ふらふらと歩く咲はようやっと自分の行き先を見つけた気がした。
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2014/05/01(木) 23:25:18.24 ID:soO6/J5D0
いや、後で聞いたがこの時華菜は全身を震わせていた。
自分があと数秒遅れていたら一体どうなっていたのか、考えるだけで足が竦んだという。
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2014/05/01(木) 23:29:56.62 ID:soO6/J5D0
咲「…あ…、私…」
視界が一気に歪んでいく。
華菜の唇が震えていると思っていたのに、いつしか咲の膝もガクガクと音がしそうなほど震えていた。
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2014/05/01(木) 23:33:57.09 ID:G3xWG9TYO
華菜咲の予感だし!支援せずにはいられないな!
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2014/05/01(木) 23:34:38.94 ID:soO6/J5D0
華菜「ここはデザートが絶品なんだし!」
私の勤務先のライバル店だけどな、と悪戯が成功した子どものように屈託なく笑う華菜に、咲はようやく肩の力を抜いた。
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2014/05/01(木) 23:42:01.20 ID:soO6/J5D0
華菜「………で、どうして車に突っ込んでったわけ」
急にトーンダウンした声音は不意打ちだった。
華菜はもう笑っていない。真剣な瞳で咲を見つめていた。
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2014/05/01(木) 23:47:02.05 ID:soO6/J5D0
我に返ったのは咲も同じようで、淀んでいた瞳に僅かだが光がさした気がした。
ちらりと視線を上げた咲に、華菜は目で一口飲んでみろと促す。
遠慮がちにカップを持った咲は綺麗な所作で口を付けた。
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2014/05/01(木) 23:51:35.44 ID:soO6/J5D0
華菜「やっぱ最高だし!」
咲「…」
華菜「食べないのか?もしかして栗嫌いだった?」
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2014/05/01(木) 23:55:58.22 ID:soO6/J5D0
すっかり項垂れてしまった咲を、席に戻った華菜はじっと眺めていた。
暫くして華菜が重い口を開く。びくり、と震えた咲の薄い肩は可哀想なくらいだった。
華菜「…落ち着いたし?」
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2014/05/02(金) 00:02:25.67 ID:s95pQBaC0
華菜「お待たせ、じゃあ行こーか」
自然に伸ばされた手が咲を掴まえる。
しかし二の腕ではなく、今度はちゃんと掌だった。
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2014/05/02(金) 00:14:40.79 ID:s95pQBaC0
口を挟める雰囲気でもなかったので咲は仕方なくテレビを付けた。
腕時計を見ると時刻は丁度19時になったところだった。
テレビはバラエティばかり流れている。
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