過去ログ - 伊織父「娘はアイドル」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/05(月) 19:16:00.35 ID:wBxpcr1o0

執務を終えて家へ帰り付くと、早速新堂から面白い報告が入った。

「そうか、伊織は765プロに入ったか」
「しかし、よろしいのですか?」

新堂は、如何にも不安そうな表情で私を見ていた。
新堂は、伊織が生まれるよりもっと前から水瀬家に仕えていて、伊織の事は我が娘以上に可愛がって居るようにも思えた。
だからこその心配なのだろう。

「芸能界のことはよくわからん。だが、思いつきで頂点になれるほど生易しくないのは、どの業界でも変わらん。あいつには、まだ世間の厳しさが分かっていない」
「試すおつもりで?」
「お前にはどう見える?新堂」
「旦那様は、伊織お嬢様がアイドルとして成功できないような口振りに感じますな」

珍しく、新堂の口調は辛辣だった。
それだけ、この件に関してだけは私に対して不信感を抱いているのだろう。

「そう思えるか?確かに私は、伊織がこれで諦めたら、ということも考えている」
「しかし、伊織お嬢様は、負けず嫌いてすからな。旦那様と同じで」
「…まあ、しばらくは好きにさせるさ」





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