過去ログ - エルフ「譚奇フルエ、代時正大…?」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/11(日) 09:16:54.88 ID:eFAHYDcV0
この頃、巷の中流家庭でも洋食文化も盛んとなり、学生なんぞにも"大学芋"なるものがブームとなっていたのだが、
だが、男の一人暮らしでそんな凝った料理を作ってきたわけもなく。
芋をふかして塩をふる、それで一品という有様だった。
エルフ「…むぅ、また芋か?たまにはこう、何か変化球は無いもんか」
というわけで、自ずと飯時の愚痴も増えるのでした。
男「文句を言うな、そんなに言うなら取り上げてもいいんだぞ?」
そんなことを言いながら、彼は決して皿を取り上げることはないのでした。
エルフ「…しかしな、こう痩せていては、食べ出がないというか」
痩せた芋では味も薄く、食べてもパサパサとして食いづらいことこと上なかった。
これがこの先の冬の蓄えだと思うと、否が応でも憂鬱というものである。
エルフ「たまにはの、金はあるのだからどこぞでぱーっとレストランにでも行かないか?」
男「ダメだ、また地震でもあって家が潰れたら事だろう?あれはもしもの時の備えだ」
エルフ「…むう、備えだの蓄えだの、ケチくさいなぁ」
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