5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/09(金) 19:57:20.82 ID:OHJpcaUT0
繰り返すように、だからという訳ではないが萩原はとても眩しく映る。
萩原雪歩のアイドルとしてのイメージは、『守ってあげたくなる女の子』だ。
その比喩に恥じないよう、萩原は見ているだけで男は庇護欲を駆り立てられる。
小さくて、弱々しくて、僕が守ってやらなければいけない、と思わせるのだ。
萩原の名誉の為に言っておくと、萩原本人は決してそれを意識して演じている訳ではない。素でそうなのだ。
先程も少し触れたが、行き過ぎたネガティブアピールは人に不愉快感を与えるだけだ。
時代の流れかここ十年ほどでネガティブを売りにした作品も増えて来たが、あれは漫画や小説だから許されるのであって、現実の人間が『私、人間として弱いんです』とか『死にたいんですよ』とか言っても可哀想な人扱いされるのが関の山だろう。
萩原のアピールポイントもその属性にあたるだろうが、嫌味なく受け入れられているのは彼女がただそれだけの人間ではないからだ。
彼女は、ああ見えて強い。
性格こそ時折卑屈すぎるんじゃないかと思うこともあるが、そもそも自分に対しての自信が微塵もない人間が大手を振ってアイドルなんてやれる甘い時代な訳がないのだ。
高槻とはまた違う方向性のひたむきさと、それに見合うスペックを所持した、外見にそぐわぬ熱い心を持った少女。
それが、僕が現時点で萩原に向ける認識だ。
今、目の前で雑誌のグラビア写真の撮影をしている萩原を見ていると、彼女の強さを再認識させられる。
極度の恥ずかしがり屋で自分に自信を持てない傾向にある彼女が、必死に羞恥心と自分との葛藤と戦った末に惜し気もなくその均整の取れた身体をレンズの前に晒している。
しかもこの写真は全国区にお届けされるのだ。
その決意たるや、賞賛せずに何を賞賛しろと言うのか。
決して恥ずかしがっている萩原が可愛すぎる、とかじゃなくてね?
今の僕の想いを一言で表すのならば、そう。
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