過去ログ - 真「なごり雪歩」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 10:50:37.20 ID:46jCR3Qqo
 ふと窓を見ると灰色の建物の影はなくなっていて、
クレヨンで描いたような緑色と水色が楽しげに灯っていた。

 一年前の春、雪歩もこの車窓から同じ景色を見たんだろうな。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 10:51:11.49 ID:46jCR3Qqo
「東京で見る雪はこれが最後だね」

 寂しそうに呟く雪歩の髪に、ちらちらと季節外れの雪がくっついた。
それを払ってあげると、雪歩はくすぐったそうに首をすくめた。

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 10:52:19.18 ID:46jCR3Qqo
 空間を破って、発車を知らせる警笛が鳴った。

「乗らなきゃ」

 雪歩の肩をとんと押した。雪歩は慌てて電車に乗り込んだ。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 10:53:46.49 ID:46jCR3Qqo
 終点を知らせるアナウンスが車内に流れて、ボクははっと顔を上げた。
電車が減速して、慣性がボクの背中をシートから離した。

 電車を降りると春のうららかな空気と、雪歩のお父さんがボクを迎えてくれた。

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 10:55:19.57 ID:46jCR3Qqo
 その日の昼下がりに、一年ぶりにボクは雪歩に出逢った。
箱の中に眠る雪歩はきれいだった。

 雪歩は去年よりずっときれいになった。

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 10:56:47.10 ID:46jCR3Qqo
終り
ネタ元は言わずもがな「なごり雪」


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/12(月) 11:27:17.78 ID:Og2EzDfGo
ああああああああああああああああああああああああああああああああ


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/12(月) 12:21:02.47 ID:vTDmhDcDO
どうでもいい。ゴミスレ


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/12(月) 12:31:33.25 ID:RaviNhcH0
綺麗にしめたな
乙よかったよ


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/12(月) 13:42:17.88 ID:RaviNhcH0
sage忘れてました
すみません


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