11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/12(月) 20:42:08.28 ID:WmSvF+Wh0
「ええい、ここからが見せ所なのだ。必死に攻めるも性技に熟達した忍野さんには勝てず、攻守逆転の結果鬼畜攻めに遭うという――」
「まあ、王道だけど鉄板よね」
「やめろやめろやめろ! 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!」
「でもね駿河ちゃん、やっぱりプロデューサーさんは強気受けだって!」
「いいや違う! 人生の先達たる音無さんに対し失礼にあたるかも知れないが、これだけは譲れない! 阿良々木先輩はヘタレ攻めだ!」
「私も少し前まではそう思っていたからわかるけどね、無理やり襲われて悔しい……でも身体は正直で、溢れ出す若さゆえのリビドーと仄かな恋心に負けて屈しちゃうところにロマンがあるのよ!」
「そのジャンル自体は否定しない、私も好きな類だ。だが阿良々木先輩は攻めなのだ!
好きだけど強引になれず、ようやく勇気を出しても上手く行かず逆に主導権を握られてしまう……そこに歯痒い愛があるのだ!」
「駿河ちゃんはプロデューサーさんとジュピターとの絡みを知らないからそんなこと言うのよ!」
「何!? 阿良々木先輩はジュピターの面々と面識があるのか!?」
「そうよ、生意気で挑発的な冬馬くんとそれに気付いてないプロデューサーさんの会話なんてそれはもう妄想を掻き立てられて素晴らしかったんだから!」
「それは素晴らしい! 今度詳細を教えてくれないだろうか」
「ええ、いいわよ。ちゃんと録音しておいたから」
「流石は音無さんだ。代わりと言っては何だが、この本を献上しよう」
「そう言えば忍野さんってどちら様?」
「簡潔に言うならば、阿良々木先輩の怪異に関する師だ。当時三十を越えていた中年の専門家だな」
「高校生のプロデューサーさんとオヤジの年齢を越えた愛! 凄いわ駿河ちゃん!」
「ふふ、取引成立だな音無さん」
「ええ、これでまたプロデューサーさんコレクションが増えるわ!」
「私が魂を込めて描いた本を熟読してもらえば、音無さんも阿良々木先輩のヘタレ攻めの素晴らしさを認めざるを得ないだろう」
「駄目よ、そこだけは譲らないんだから。プロデューサーさんは強気受け!」
「阿良々木先輩は攻めだと言っている!」
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