過去ログ - まどか「わたしはインキュベーター
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/24(土) 11:11:40.39 ID:d0QkStHF0
翌朝 ほむホーム
(ピンポーン)
ほむら「まどか?」
まどか「ほむらちゃん、ちょっと良いかな?平日だし、こんな時間に悪いとは思うんだけど……」
ほむら「まさか、美樹さやかのこと?」
杏子「(ヒョイ)オ、あんたかい?」
まどか「杏子ちゃん!なんでほむらちゃんのお家に?」
杏子「言ったろ?こいつとは共同戦線。もうすぐこの町に来る、ワルプルギスの夜って言う超弩級の魔女を倒すためのね」
まどか「そんなものまで……」
杏子「それよか、良いトコロに来てくれたね。入んなよ」
ほむら「……仕方ないわね」
まどか「お、おじゃまします(ガチャ)」
まどか(さやかちゃん……の身体だ。死んでるなんて、嘘みたい)
まどか「ほむらちゃん、魔法少女のことに詳しいみたいだから聞きたいことがあって……」
ほむら「何かしら?」
まどか「さやかちゃん、本当に助けられないのかな?」
ほむら「……」
まどか「無理なら無理って、はっきり言ってくれて良い。でも、少しでも可能性があるなら、わたし……」
まどか「諦めたくない」
ほむら「まどか……」
杏子「(ニ!)」
杏子「昨日来やがったキュゥべえのアホが言うところじゃ、『ボクの知る限り前例は無い』が、『条理を覆す魔法少女がどれほどの不条理を成し遂げたとしても驚くに値しない』、だとさ」
まどか「本当!?」
ほむら「期待しない方が良いわ。あいつは嘘は言わないけれど、それ以外ならどんな汚い真似もする。信用できない。それに、私も魔女から魔法少女に戻ったケースなんて見たことも無い」
杏子「あたしも、あのボンクラの言葉を真に受けるつもりは無ぇよ。でも、さ。本当に助けられるかすら、まだわかんないじゃん。何もせずに諦めるなんざ、それこそキュゥべえに負けを認めたようなモンだろ」
まどか「杏子ちゃん……。ありがとう……。さやかちゃんのために(ボロボロ)」
杏子「あー、もう。泣くな泣くな。涙は全部ケリが着いた時のために取っとけ(フキフキ)」
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