13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 22:09:25.17 ID:xDUPc/wNo
山腹の木々の間から鳥のさえずりが聞こえた。
ケイは後ろ、それから周りを確認してようやく肩から力を抜いた。
やはり生きるのに向いてないのかもしれない。
そんなことを思う。
ため息が出た。
山を右手にして歩いていくとまずはあまり広くもない畑地に出る。
もうそろそろ何か作付けの時期なのか堆肥の臭いが鼻をついた。
さらに進むと山の斜面から土砂を切り出す工事現場。
それを通り過ぎると山を越えて伸びてきた道路にぶつかる。
道路はそれなりに幅があって、山向こうとつながっている。
ケイは立ち止まって道路の先を眺めた。
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