過去ログ - 星の声が聞こえている
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 21:06:21.15 ID:4b2u7eACo

 ケイは目を本に戻した。
 あまりじろじろ見ていると他の同級生に変に思われるからだ。
 特に異性をじっと見る行為はある種の意味合いを帯びて解釈されてしまう。
 それは絶対に避けたかった。

 別に直接はやし立てられることはないだろう。
 それもあり得なくはないが、もっとあり得るのは自分のいないところで話の種にされることだ。
 自分のあずかり知らぬことなど気にしても仕方ないのだろうが、なぜだかケイには気になった。

 彼女は気にしないのだろう。
 たとえ聞こえるところで悪口をたたかれてもきっと意に介さないに違いない。
 だから何? と、そういった感じで。
 彼女はきっと強いからだ。



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