31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:09:56.90 ID:vLqE3Jvk0
  
 純「惜しかったな」 
  
 透華「っ。ごめんなさい、衣」 
  
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2014/05/18(日) 23:11:09.34 ID:vLqE3Jvk0
  
 一(……そう。要するに。龍門渕の『前半の失点』というのは) 
  
  
  
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:12:48.81 ID:vLqE3Jvk0
  
 一(実力が足りなかった、といえばそれまでなのかもしれない) 
  
 一(それでもボクはこの日、明らかに集中力を欠いてしまっていた) 
  
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:14:52.51 ID:vLqE3Jvk0
  
 一(誰の責任で負けたのかなんて、誰の目にも一目瞭然だったはずだ) 
  
 一(それでもみんなはボクを責めなかった) 
  
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:16:23.94 ID:vLqE3Jvk0
  
 一(その時だった。控室のドアが開いて、あの人が入ってきたのは……) 
  
  
  
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:17:54.70 ID:vLqE3Jvk0
  
 一「〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」 
  
 透華「は、はじめ!?」 
  
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2014/05/18(日) 23:18:57.41 ID:vLqE3Jvk0
  
 一(夕暮れの公園で一人、黄昏ていた) 
  
 一(どう帰ればいいのかわからない。携帯は控室に置いてきちゃったし) 
  
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2014/05/18(日) 23:20:27.70 ID:vLqE3Jvk0
  
 ハギヨシ「皆で手分けして、貴女を探していたのですよ」 
  
 ハギヨシ「お嬢様はもちろんのこと、衣様までもが行くと仰って聞かなくて。困ったものです」 
  
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:22:15.14 ID:vLqE3Jvk0
  
 ハギヨシ「さあ、皆さま心配しておいでです。今車を呼びましたので……」 
  
 一「ボクはいったい、なにをしてるんだろう」 
  
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:23:33.82 ID:vLqE3Jvk0
  
 一「……あなたは、どうだったの?」 
  
 ハギヨシ「私ですか?」 
  
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2014/05/18(日) 23:24:54.30 ID:vLqE3Jvk0
  
 ハギヨシ「一つ」 
  
 一「え?」 
  
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