過去ログ - 男「うちの猫が死んだ」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/05/20(火) 01:39:58.66 ID:WXLYWeAX0
男「さ……さくら…?」

問い掛けに、少女はコクリと頷いた。

少女「ごしゅじん? どうしたの? わたしの顔、へん?」

そういって、不思議そうに小首を傾げた。

夢を見ているのかと思った。

起こし方も、顔の叩き方も、小首を傾げる仕草も、少女のふるまい方は総て寸分たがわず桜号のものであったからだ。


私は眼前の少女が桜号であることを確信した。

むくりと起き上がり、ようようその姿を見てみれば、桜の姿はすっかり人間のそれであった。

ほんのりと赤みを帯びた頬に、白く透き通った肌。思わず私は見蕩れてしまった。

一糸纏わぬその姿は、まるで古い絵画のように見えた。



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