過去ログ - 側近「魔王を倒してください、勇者様」王様「よしわかった」
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:29:37.08 ID:bbaiUUuA0
魔王「この魔王が魔女の計画とやらに協力し、姫を利用して人間界の王や王子を暗殺、なんやかんやあって勇者と共闘し魔界と人間界の共存関係を作る」
魔王「そして最後に可愛らしい孫が魔法の草をたくさん食べている、という夢を見ている間に、魔界と人間界の差は大きく開いてしまった」
魔女「どっかで聞いたことあるような夢ですね。っていうか魔法の草ってなんだ?」
以下略
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:30:41.78 ID:bbaiUUuA0
魔王「この魔王が死ねば魔界は人間界と繋がる能力を失う。しかしそれだけだ。我は1000年後に再び蘇る。よって我が死ぬのはさほど問題ではない」
魔女(うん? どうしよう。魔王の価値が見いだせない)
魔王「だが魔族軍は違う。これ以上魔族軍の戦力を削っては、人間との戦争は継続できぬ」
以下略
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:32:10.33 ID:bbaiUUuA0
魔女「そりゃそうですよ! 500年も寝坊して焦ってろくに準備も下調べもせずに人間界攻めたら人間界の技術力が半端なくて魔族はフルボッコされてしかも魔王の存在価値もほとんどなかったんですから撤退命令は待ちに待った最高の命令なんです!」
魔王「反論できぬ」
魔女「それじゃあ勇者にぶった切られるまでお元気で〜」
以下略
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:32:50.70 ID:bbaiUUuA0
魔王「魔女よ、貴様はこの城に残れ」
魔女「イヤです」
魔王「勇者を我のもとに案内するだけだ」
以下略
35
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:33:52.57 ID:bbaiUUuA0
――人間界、司令室――
《こちら第14戦車大隊! ドラゴンが出現した! 航空隊に支援要請!》
《こちらAWACS。第308戦闘飛行隊は第14戦車大隊の支援に回れ》
以下略
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:35:01.68 ID:bbaiUUuA0
王様「いや〜多正面作戦でこの勢い。我が軍は優秀だね〜」
側近「いいえ、相手が弱すぎるんです」
王様「まあね。まさか魔界の軍隊が未だに、騎士や弓兵みたいな編成で攻め寄せてくるとは思いもしなかった」
以下略
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:36:18.20 ID:bbaiUUuA0
王様「なあ参謀総長、そろそろ魔王城に特殊部隊が出発する頃だろ」
参謀総長「はい。すでに準備は終わらせ、すぐにでも任務を開始できます」
側近「この任務が終われば、いよいよ魔王城に突入です。勇者である王様の出番ですよ。レベル1なのに美味しいところだけかっさらっていく簡単なお仕事です」
以下略
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:37:23.02 ID:bbaiUUuA0
《どうもおかしい……敵が撤退していく……》
《こちらもだ》
参謀総長「どうした?」
以下略
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:38:11.33 ID:bbaiUUuA0
?《勇者よ》
王様「うん? なんだ?」
?《勇者よ。我は魔王》
以下略
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:39:38.62 ID:bbaiUUuA0
王様「いや声が聞こえるんだよ! その声が我は魔王って……」
側近「なんですか王様。突然中二病を発症されても困ります」
王様「いや本当だって!」
以下略
41
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◆.nCr.Wy1XQ
[saga]
2014/05/24(土) 17:40:45.16 ID:bbaiUUuA0
参謀総長「怪しい無線が紛れ込んでるだと?」
兵士「はい、これです」
魔王《勇者よ、この魔王はお前にだけ語りかけている》
以下略
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