過去ログ - 【とあるSS】壊れた窒素と、打ち砕く幻想【改】
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14:K[saga]
2014/05/27(火) 03:00:24.26 ID:miaor/mCo

フレンダ「高校生」

絹旗「中学生」

滝壺「高校生」

麦野「……あんたらの精神年齢が低い事はよくわかったわ」

 麦野は席に背を預けた。
 不機嫌そうに眉根を寄せるが、別に機嫌が悪い訳ではない。
 ただ単に疲れただけだ。
 切れ長の瞳は彼女の様を美人にも見せるが、ちょっとした事で相手に勘違いさせてしまう。
 麦野は自分をそれなりの容姿と認識してはいるが、美人も美人で色々と面倒であるという事も認知している。
 そんな彼女の表情の変化に、しかし他三名はいち早く気付く。
 この四人というメンバー意外であれば勘違いしてしまうであろう。
 だが、このメンバー内ではその勘違いは生まれない。
 それだけこの四人という繋がりは太く固いものであるという証拠であった。

フレンダ「結局、こういうところで息抜きしないとアイテムの仕事なんてやってらんないって。最近なんて働き詰めだったし、麦野もお疲れって訳よ」

麦野「どうも。けど、だらけ過ぎんなよ。オン、オフを切り換えれない奴は、アイテムにはいらないからね」

 労いの言葉をかけるフレンダに対し、しかし麦野はそんな彼女に冷めた視線を送る。

フレンダ「……なんで、私を見るって訳よ」

 麦野の圧ある視線が、フレンダを捉える。
 フレンダはその視線に身体を震わせた。

麦野「調子こいて、いっつもいっつもいっつもヘマをするのはどこのどいつだと思ってんだ? あぁ?」




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