10: ◆AzQd5RQbFxWA
2014/05/27(火) 17:11:32.04 ID:2jYFvZQ+0
ある朝のことです。彼女は朝日を浴びに屋上へと出ました。
柔らかな日差しが彼女の髪を輝かせ、花のにおいが優しく彼女をつつみこみます。
うーんと伸びをしますとなにやらあくびが出てきましたので、口に手を当ててふわあ、と可愛らしく息を吸い込みました。
目を開けると、そこにはあの子が立っていました。
「え」
あくびによって出た涙を白いシルクのハンカチで拭い、頬を軽く叩いてもう一度前を向きました。
やはりそこにはあの子が立っています。
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