過去ログ - 世界から愛されたあの子の話
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6: ◆AzQd5RQbFxWA
2014/05/27(火) 17:06:28.04 ID:2jYFvZQ+0
翌朝起きると、悲鳴が聞こえました。
あわてて外に出てみると、あの子が殴られ蹴られていました。

「やめて!! お母さん、やめて!!」

「うるさい!! お前なんて生まなければよかった! 消えろ! とっとといなくなれ!!」

あの子のお母さんは目を血走らせ、あの子を何度も蹴りつけます。
辺りの人々も止めようとはせず、にやにやと気味の悪い笑みを浮かべていました。

いい気味、彼女もにやりと嗤います。

「ねえ、私もやっていいかしら?」

「あ、俺も俺も」

「もちろんよ、この子を教育してあげてちょうだい!」


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