過去ログ - ホワイトアルバム2 『誕生日プレゼント〜夢想』(冬馬かずさ誕生日記念)
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3:黒猫[saga]
2014/05/28(水) 17:09:09.33 ID:cUYhiBLx0




春希「だから・・・・、せめて家の中だけにしてくれると助かる。

   それと、綺麗なかずさを皆に見せびらかしたい気持ちもあるけど、

   それ以上に、誰にも見せたくない独占欲もあるんだ。

   ・・・・その辺を考慮してくれると助かる。」



下を向き、とぼとぼ歩いていたと思ったら、俺のはずかしい台詞で見事復活したかずさは

しっぽを振りながら俺の腕に再び腕からませ、所有権を主張するようにすり寄ってくる。

あとになって、俺も恥ずかしいセリフを言ってしまったことに気が付き、

授業中だというのに一人身悶えてしまった。




そんなふうに毎日の通学も大切な時間となっている。

ただ、今では、俺もかずさの大学の有名人の一人になってしまったことだけは

失敗だった。

かずさは、冬馬曜子の娘というだけでなく、実力も兼ね備えたピアニスト。

しかも、誰もが認める美貌とくれば、注目を集めるてしまう。

その美人ピアニストを毎日送ってくる男がいれば、在校生が見逃すわけもなく。

大衆の監視がきびいしくても大学までかずさを毎日迎えにもいきたかったが、

こればっかりは時間割の影響で断念せざるをえなかった。

それでも、毎日のようにかずさの練習を聴きながら予習復習・レポートと、

自分の勉強をしている。

大学で会えない時間を埋めるために、わずかな時間でもかずさと触れ合っていたかった。





大学2年生になった俺たちは、今日も講義がある。

でも、今日だけは自主休校を余儀なくされた。

なにせ今日の主役であるかずさが、誕生日くらい一日中一緒にいたいとのことで。








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