過去ログ - 姫「私が姫になった理由は勇者のことが好きだからだ!文句あるのか!?」
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109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/31(土) 21:25:20.45 ID:lSIrsjNpo
駐在所

兵長「勇者殿! このような僻地にまで足を運んでいただき申し訳ありません!!」

勇者「で?」ホジホジ

兵長「は、はっ! 三日前になります。いつものように賊が町を荒らしに来たのですが――」

勇者「そんなことはどうでもいいんで。騎士団のことだけ教えてもらえません?」

兵長「はっ!!」

「(勇者様、態度悪くないか? 鼻ほじってるぞ……)」

「(ここまで三日かけて着てくれたのに、もう解決してるなんて知ったからじゃないか? きっと我々を救おうと駆けつけてくれたんだよ)」

勇者(この町で活躍できねーと美女にカッコイイアピールできねえじゃねえか。マジ糞だな、その騎士団。ぶっつぶしてやろうか)ホジホジ

兵長「偶々、騎士団一行は国境付近まで遠征中だったらしく、賊の噂はそのときに耳にしたと聞きました」

勇者「それで、お世話焼きにこっちまできたんすか? 侵略行為じゃないっすかねぇー?」

兵長「いや、しかし、勇者殿。騎士団は賊を討伐してすぐに戻っていきましたから」

勇者「どこに?」

兵長「無論、自国へです。無断で騎士隊が国境を越えるのは問題もありましょうが、あの人たちは善意で助けてくれたのですから、ここは大目に……」

勇者「マジゆるせんな。ちょっと行って注意してきますよ。丁度、用事もあったし」


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