過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2014/12/04(木) 17:34:03.11 ID:XYU0qp7F0
あなたは、いくら疲れていても、手を抜かない人よ。
それは、私が保証する。だって、ずっと見てきたのだもの。
雪乃「だったら、あとで私が目を通しておくわ。
専門的な所はわからないけれど、レポートとしての体裁を見るくらいなら
可能だと思うわ」
八幡「それは助かるよ。でも、採点は甘くしてくれよ。雪乃のチェックはいつも厳しいからな」
雪乃「それだとチェックの意味がないわ。やるからには本気よ」
八幡「・・・お手柔らかに、お願い・・・します、ね」
私は、自然と笑みが漏れる。八幡が私に脅えているところも可愛いと思うわ。
でも、違うの。だって、八幡が「今、私を」頼ってくれるのですもの。
本当は、レポートをやっているときに頼って欲しかった。
私も課題やテスト対策に追われていて、忙しかったけれど、八幡もそれは同じ。
だから、いくら私が忙しいといっても、私を頼ってほしかった。
いつか、きっと、八幡の隣に常にいられるようになっていたいから。
雪乃「それで、私が怒っている事は、わかったかしら?」
八幡「俺が寝ていた事じゃないのか?」
雪乃「違うわ」
八幡は、私の言葉を噛み締めると、一呼吸おいてから声を絞り出した。
八幡「じゃあ・・・、寝ているときに、キスしようとした事か?」
八幡が照れながら言うものだから、私もつられて照れてしまう。
私は、怒っているのだから、照れてはいけないわ。
あたしの顔が赤くなっているとしても、それは照れているからではなく、
怒っているからよ。
雪乃「そ・・・そ・そ、そそそ、・・・・はぁ、・・・それは、怒っていはいないわ。
むしろキスで私を起こそうだなんて、八幡も存外ロマンチストね」
八幡「それは、まあ・・・、なんというか、な。
それで、なんで怒ってるんだよ。もうお手上げ。
わかりません。教えてください」
こんなこともわからないなんて。八幡も、雪乃心の勉強がまだまだ必要ね。
雪乃「キスよ」
八幡「キス? 俺がキスしようとした事は、怒ってないって言ったじゃないか」
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