過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
↓
1-
覧
板
20
537
:
黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2014/12/18(木) 17:31:12.49 ID:HH2/WTQh0
結衣「ほら、ヒッキーも食べてみてよ。文句を言うんなら、食べてからにして」
八幡「そのな・・・」
由比ヶ浜がスナック菓子を手に、俺の口へと放り込もうとする。
迷いがないその軌道は、黙っていればそのまま俺の口内へと運ばれてくるのだろう。
けれどな、由比ヶ浜。お前が俺の口にお菓子を放り込むのと同時に
俺は修羅場へと放り込まれないか?
だってさ、隣見てみろよ。深夜の外気よりも重い冷気を身にまとった雪乃が
ぷるぷると肩を震わせているぞ。
あれは、自分の冷気が寒いんじゃなくて、自分の体を拘束している振動。
今雪乃がおとなしくしているのも、お前だから強硬手段に出てないだけだ。
八幡「すまん。紅茶は、戻って来てからもう一度淹れてくれよ。
由比ヶ浜の勉強を見る前に、ちょっと本屋にいっておきたかったからさ。
夕方からは雨かもしれないって言ってたからな。
じゃあ、なにか買うもなったら、あとでメールしてくれ」
俺は、一息で今出来上がった急用を告げると、
足をもつれさせながらリビングから逃げ出す。
結衣「ちょっと、ヒッキー」
雪乃「ええ、行ってらっしゃい。その腐りかけた脳が形を崩れなくなるくらいまで
じっくりと凍らせてくればいいと思うわ」
玄関まで恨み言が追いかけてきたが、俺は玄関のドアを閉めることで、
どうにか振り切ることができた。
駅前まで行くと、クリスマスムードで盛り上がっている。
自宅マンションそばの商店街も、落ち着きがあるクリスマスムードで好きではある。
一方で、駅前のクリスマス。
クリスマスセールののぼりや年末セールのチラシ。
クリスマスケーキの予約の呼び込みなど、
いたって健全で商魂たくましい日本のクリスマスだ。
どこかロマンチックな飾り付けがある所に、ふらふらっと立ち寄ってみても
なんたらセールや威勢がいい呼び込みをする店員がいて、
どこまでがクリスマスの為で、どこからが商売のためなのか、わからなくなることはない。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/1496.81 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている ) -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1401353149/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice