過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2014/12/25(木) 17:35:19.02 ID:raeklLg30
雪乃「そうかしら?」
陽乃「そうよ。だって、女の私から見ても、雪乃ちゃんは綺麗よ。
でも、私と比べると、どうなのかなって話なのよ」
雪乃「それは、私は姉さんより劣るといいたいのかしら?」
陽乃「だ・か・ら、そうじゃないのよ。
比企谷君が、どちらが好みかっていうのが問題でしょ?」
そう陽乃さんは呟くと、下から俺の顔を覗き込む。
俺は、二人の言い争いを聞きながらも、陽乃さんの胸から視線をはぎ取ることができずに
鼻を伸ばしていたので、実に気まずかった。
しかも、陽乃さんの視線から逃れようと視線を横にそらすと、そこには雪乃が
じっと見つめているのだから、さらに気まずい。
俺にどうしろっていうんだ。
俺に非がないわけではないが、俺を挟んで核戦争を勃発させないでほしい。
雪乃「ねえ、八幡。私の方が魅力的よね?」
陽乃「そうかしら? 雪乃ちゃんの慎ましすぎるものよりも、
自己主張をはっきりさせている私の方が好きよね?」
八幡「あの・・・、その」
俺はこの場からとりあえず離脱しようと思いをはせるが、いかんせ両腕をしっかりと
腕と胸とで挟み込まれているのだから、逃げる事はできない。
都合よく由比ヶ浜あたりが乱入してくれれば、逃げるチャンスができそうかもと
淡い期待を抱くが、人生甘くはなかった。
むしろ厳しい現実が、俺を路頭に迷わす。
腕からは、甘美な誘惑が俺を酔わせているのに、俺に向けられている視線は
俺の命を削るのだから、釣り合いが取れていないんじゃないかって、
俺の運命を呪いそうであった。
雪乃「八幡」
俺をきっと睨む雪乃にうろたえてしまう。
理性では、雪乃の言い分が正しいって理解はしている。
それでも、陽乃さんの攻撃はそれを上回っていた。
だが、陽乃さんは、挑発的な表情を一転させ、いつものひょうひょうとした顔にもどすと
とんでもない事実を俺に突き付けてくる。
陽乃「さてと、大学に着いたし、そろそろ終わりにしようか」
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