過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
↓
1-
覧
板
20
568
:
黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/01/01(木) 03:20:27.17 ID:x/Aex12G0
弥生本人が嫌がっているくせ毛も、耳を隠すくらいまで伸びた黒髪は、
緩やかなウェーブを作り出し、その独特な雰囲気にさらなる加点を与えてしまう。
カルバンクラインのカットソーも、ディーゼルのデニムも
自分おしゃれ頑張ってます感がまるっきりないのも好印象を与えている。
まあ、要するに、服装には肩に力が入っていないのにうまくまとめられていて、
こいつの話しやすい性格がなかったら、相手にしたくない奴筆頭だったはずだった。
八幡「せめて20分早く講義が終わってくれたらな」
昴「無理だって。それだったら、講義後の小テストを受けなければ20分稼げるぞ」
八幡「そんなことしたら、出席点もらえないだろ。お前馬鹿だろ」
昴「へいへい。主席様よりは馬鹿ですよぉだ」
八幡「お前、俺を馬鹿にしているだろ?」
昴「あっ、わかる? でも、正確に言うんなら、馬鹿にしているんじゃなくて、
いつも馬鹿にしているんだけどな」
八幡「お前なぁ。真正の馬鹿だったら、俺の隣で寝てるから、そいつに言ってやれ。
でも、何度馬鹿だって教えたとしても、すぐに忘れてしまうけどな」
昴「由比ヶ浜さんは、いいんだよ。馬鹿じゃない。むしろ天使」
八幡「はぁ・・・」
昴「女の子は、可愛ければ問題ない」
八幡「だったら、俺の代わりにこいつの勉強みてやれよ。
可愛ければ問題ないんだろ?」
昴「俺は忙しいから無理だ。比企谷も知ってるだろ?」
こいつは俺と同じで、講義終わるとすぐに帰るんだよなぁ。
友達がいないってわけでもないし、けっこういろんな奴と話したりしてる。
そう、由比ヶ浜や雪乃レベルの有名人であり、2年の経済学部生で
弥生昴のことを知らない奴はほとんどいないんじゃないかってくらいの有名人だった。
いや、むしろ由比ヶ浜や雪乃の場合は、相手が一方的に知っているだけの場合がほとんだが、
弥生昴の場合は、わずかな会話であっても、会話をした事があるからこそ
相手が弥生昴のことを知っていると言ったほうがいい。
それでも、目立つ容姿もあって、会話をした事がなくとも、初めから弥生昴の事を
相手は知っていたのかもしれないが。
ただ、だからといって特別に親しい友達がいるってわけでもないから不思議だと思っていた。
八幡「俺だって、忙しいんだよ。じゃあ、あれか?
もし、お前に時間の余裕があったら、由比ヶ浜の面倒みてやるのか?」
弥生の顔が微妙に引きつっている。
ポーカーフェイスを装うとしてはいるが、残念な事に成功してはいないみたいだ。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/1496.81 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている ) -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1401353149/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice