過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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586:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/01/08(木) 17:32:45.03 ID:PACE+wQi0

なにせ、俺と同じ大学の同じ学部に、一緒に現役合格できるくらいの学力はあるのだから。

しかし、こいつの思考回路はとびまくっているんだ。

俺も雪乃もこいつに勉強を教えるコツみたいなのを、

わずかだが習得できたから言えること何だが、

どうやら由比ヶ浜は感覚で理解しているらしい。

とくに数学なんかは、どういう感覚で理解しているのか、雪乃でさえ理解できなかった。

それでもどうにか教える事はできるようになったから、

こうして同じ大学に通えているんだが。

だから、弥生のように、理路整然としている理論派の極致の説明は、

由比ヶ浜にとっては天敵だと言えるのかもしれなかった。



八幡「まあ、お前ら。二人ともお手柔らかにやっておけよ」

昴「わかってるって。無理はしない」

結衣「ん?」



どうやら弥生だけは、俺の意図を理解したみたいだな。

だとすると、俺の感覚が由比ヶ浜に偏ってないってことか。

うし・・・、俺の感覚は由比ヶ浜化してないぞ。

な〜んか、由比ヶ浜とつるんでいると、おつむが由比ヶ浜化しそうで怖いんだよな。



八幡「なあ弥生。このノート見てくれよ」

昴「これって、橘教授の講義のか?」

八幡「そうだ」

昴「なんでノートの真ん中で折り目が付いているんだ?」

八幡「ああ、これな」



こら、由比ヶ浜。弥生とは反対側から俺のノートを覗き込んできたけど、

そのドヤ顔やめろ。さっきまでまったく話についてこれなかったからって、

ここぞとばかりに誉めて誉めてって尻尾を振るな。

このノートの折り目を、お前が知っているのは当然なんだよ。

何度も俺のノートのお世話になってるからな。

まあ・・・、普段の俺なら、ちょっとくらいかまってやってかもしれないけど・・・。



八幡「弥生は、この講義のノート見るの初めてだっけ?」

昴「どうだったかな? 他の科目のならあったと思うけど、

  あとで調べてみないとわからないな」

八幡「さすがのコピー王も、俺の対橘用のノートは初見か」

昴「この講義は、小テストが毎回ある分、みんな自分でノートとってるから需要がないしな。

  それと、そのコピー王っていうのは、やめろって。学部中に広がってしまったのは、

  比企谷のせいだろ」


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