過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
[saga]
2014/05/29(木) 17:57:04.77 ID:Uj41ozq/0
しおらしい声に俺の勢いは衰えていく。
さすがにその声は反則ですよ、雪ノ下さん。
八幡「わかったよ。だけどさ、引っ越し手伝ってくれよ。」
雪ノ下「ええ。帰りを待ってるわ。」
八幡「片付けもあるし、なるべく早く帰る。」
微妙に裏返ってしまった声を抑えつつ、
震えてしまう手も抑えこもうと両手で携帯を握りしめる。
「帰る」という言葉に反応せざるを得ない。
俺が帰る家は、実家ではなく、雪ノ下のところだと宣言されてしまったから。
これが携帯でよかった。
こんな真っ赤にして身悶えている姿なんて、雪ノ下にも見せられない。
でも、声で伝わってしまってるんだろうけど・・・・・・。
とまあ、かくかくしかじかというわけで、実家を追い出されてしまった。
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