過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/01/22(木) 17:30:55.75 ID:rAodTcpR0
八幡「俺は適当なことなんて一言も言ってないぞ」
雪乃「たった今言ったばかりじゃない。どうなんでしょうね?って」
八幡「それは、俺達の関係だけが家族じゃないって言っただけさ」
雪乃「もう少しわかりやすく言ってくれないかしらね。
コミュニケーションって知っているかしら?
自分一人が理解しているだけではコミュニケーションは成立しないのよ」
八幡「はいはい、わかっていますよ。これから説明するって。
だからさ、雪乃の親父さんも、そしてあの母ちゃんだって、俺から見たら
家族やってるって思えるだけさ。そりゃあ、あの母ちゃんだし、きついし
相手したくないし、逃げられるんなら即刻退却するけどさ、
それでも、雪乃や陽乃さんのことを大切にしてるなって思えるんだよ」
雪乃「あの母が? 冗談でしょ。あの人は、自分の着せ替え人形が欲しいだけよ。
自分の思い通りに動かない人形には、興味はないわ」
八幡「たしかに、そういう一面は否定できないし、俺もそうだと思う」
雪乃「だったら、あの母のどこに家族ドラマみたいな家庭があるのかしら?
雪ノ下の為。企業だけの為に行動してきたのよ。
現に姉さんのお見合いだって、進められてきたじゃない」
八幡「陽乃さんのお見合いは中止になっただろ」
雪乃「それは八幡のおかげでどうにか取りやめになっただけじゃない」
八幡「俺のおかげかは議論の余地が多大にあると思うけど、
雪乃や陽乃さんを大切に思っていることは間違いないと思うぞ」
雪乃「自分の人形コレクションの一つとして大切にしているだけだわ」
平行線だな。いや、俺があの女帝をフォローするたびに距離が広がっている。
だったら地球を一周回ったら線が交わりそうな気もするが、
ねじれの位置ならば、永久に交わらないし、永遠に距離が広がっていってしまう。
いわゆる「どうあっても交わることのない存在」を表す比喩を思い浮かべるが、
それは直接交わらないだけだと俺は捻くれた横槍を入れたりしたもんだ。
直接交わらないのなら、間接的に交わればいい。
どうせ人間一人では生きられない、ぼっちという意味ではなく、人間社会という意味で、
ならば、誰かしらが緩衝材として働けばいいだけだ。
だったら俺は、雪乃の為ならば、少しくらいあの女帝に近づいてもいいって思えてしまう。
この行動さえも雪乃からすれば余計なお節介なのかもしれないが。
八幡「その辺の事は今回は横に置いといてもいいか?
今回の話とは論旨がずれているからさ」
雪乃「いいわ。べつに、あの人の事を話したいわけでもないのだから」
八幡「助かるよ」
陽乃「それで、私と母達がどうして家族ドラマみたいな家族なのかしら?」
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