過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/02/05(木) 17:30:53.83 ID:ymAshzYk0
陽乃さんのプレッシャーからくるもので、心の底から呼び捨てにしたいって
思ったわけではないんだって。
八幡「あ、・・・ぐっ」
だから、言い訳になってしまうけれど、俺の本心を雪乃に伝えようとはした。
だが、雪乃によってアイアンクローを喰らっている俺には口を動かす余裕もなく、
ただただ嗚咽を漏らすことしかできなかった。
陽乃「ゆき・・・の、ちゃん?」
陽乃さんの声もくぐもっていく。
なにせ、雪乃の握力だけで俺を陽乃さんの胸から引き離してしまったのだから。
俺は雪乃に顔を引っ張られるまま、抵抗もせず、腰を椅子から浮かす。
そして、雪乃の誘いのまま雪乃の胸へと収められた。
雪乃「姉さん。おふざけにしても、限度があるのよ?
私の八幡にちょっかい出さないでくれないかしら」
陽乃「あら? いつ雪乃ちゃんと比企谷君が結婚したのかしら。
せめて婚約したのなら問題だけど、ただ付き合ってるってだけじゃねぇ。
比企谷君の所有権を主張するんなら、それくらいの根拠を示してほしいわ」
雪乃「あら。姉さんにとっては、法的根拠など意味をなさないのではなくて?
そんな曖昧で、紙切れ一枚の根拠など、寂しいだけだわ」
陽乃「あら。気が合うわね。私もそう思うわ。
だ・か・ら、比企谷君が望む場所を選ぶべきよね?」
雪乃「それが姉さんの所だとでも言いたいのかしら?」
陽乃「べっつに〜・・・。でも、比企谷君は、私の胸の中で幸せそうにしていたわよ。
今いるゴツゴツしているだけの場所よりは、気持ちよさそうだったわ」
おっしゃる通りで。だからといって、それを認めるわけにはいかない。
認めたら最期。今度は冷たい箱に俺が収められてしまう。
雪乃「そうかしら? 姉さんの場合は、無駄に八幡を圧迫しているだけだったようだけれど。
それに、たとえ肉体的優位性があったとしても、それがなんだというのかしら?
それこそ一時の快楽にしかならないわ。
そのような浅いつながりで八幡を繋ぎ止めておけはしないわ」
陽乃「雪乃ちゃんも、言うわねぇ。そこまで比企谷君を信頼しているっていうことかしら。
でもね、それだったら、肉体面だけでなく、精神面での優位性も確保すれば
いいだけじゃない。すでに肉体面では雪乃ちゃんは白旗を上げたんだし、
あとは精神面しか残っていないとも言えるわね」
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