過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/02/12(木) 17:31:16.52 ID:0xDrLxJ20
そう全く方向違いの勘違いをしていると、もう一度ため息をついてから雪乃は語りだした。
雪乃「どうしたもこうしたもないわ。どうして美味しいコーヒーを飲みながらも
擦れた会話をしているのかしら?
上品な会話をしてくださいとは言わないけれど、もう少し周りにいる人間が
聞いていても楽しい会話をできないのかしらね?」
八幡「俺は、けっこう今している会話を楽しんでるけど?」
陽乃「私もよ」
俺も陽乃さんも、雪乃が言っている意味が訳がわからないといた顔を見せるものだから、
雪乃はさらにため息をついてしまった。
雪乃「もういいわ。楽しい会話を邪魔してしまって、ごめんなさいね。
続けてくださってもけっこうよ」
陽乃「あぁ・・・、雪乃ちゃん」
雪乃「なにかしら、姉さん?」
陽乃さんは、口角を釣り上げて、意地が悪い笑みを浮かべるものだから、
雪乃は陽乃さんの挑発にのってしまう。
二人とも安い挑発だってわかっているはずだ。それでも出来レースのごとく挑発を
売り買いするんだから、けっこうこういう関係を気にいってるのかもしれなかった。
陽乃「もしかしてぇ、やいちゃってる?」
雪乃「はぁ?」
陽乃「私の比企谷君が、楽しく、弾んだ会話をしているものだから、
雪乃ちゃんは、一人でコーヒーを飲んでいないといけなものね」
雪乃「私は、やいてなんていないわ」
陽乃「そうかしら?」
陽乃さんは、さらに口角をあげて、雪乃に迫りくる。
雪乃も雪乃で、引いたり、かわしたりすればいい所なのに、
自分から一歩前に出るんだもんなぁ。
二人して負けず嫌いだから、しゃーないか。
雪乃「そうよ。私はただ、二人が世の中に擦れ切った人間の会話をしていて、
そっと一人でため息をついていただけよ」
陽乃「そうかしらね。まっ、いいわ。それで」
雪乃「なにかしら。なにか馬鹿にされているような気がするのだけれど」
陽乃「ええ。馬鹿にしているわ」
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