過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/02/26(木) 17:32:19.22 ID:XApkFNfO0
陽乃さんの入浴後効果120%増しの色っぽさは、もはや回避不可能レベルに達していた。
一度捕まってしまえば、どこまで引きづり込まれるかわかったものじゃないっていうのに、
今日の陽乃さんはなんだかリミッターが外れた強さを持っていた。
常に常識外れの強引さはあるけど、いつもは今一歩踏み込んでこない弱さがある。
しかし、今日はその弱さがややかすんでいる。
今話題になっているお風呂の話だけではなく、俺は、今朝陽乃さんを迎えに行った時から
なにか違和感を感じていた。
雪乃「姉さん、そこまでにしておきなさい。
これ以上の事となると、私も本気にならざるを得ないわ」
陽乃「あら、雪乃ちゃんはいつも本気じゃない?
もしかして、いつも余裕があったのかしら?」
雪乃は、ほんのわずかの時間目を丸くしたが、それを打ち消すように毅然と姿勢を正す。
その行為が、その気持ちの切り替えが、雪乃の敗北を強く示していた。
いつだって雪乃は本気だ。どんな時であっても、試合開始直後だろうと雪乃は
実力を100%近く発揮している。
これはある意味気持ちの切り替えが早いから、わずかな時間でさえも集中して勉強できる点で
非常に優れているといえる。
俺なんかからすれば、勉強に集中する為には多少の時間がかかるわけで、
10分くらいの空き時間さえも全力で勉強できる雪乃をいつも羨ましくも思い、
コツを教えて欲しいといったものだ。
一応コツを聞き、かえってきた言葉は、特に意識してやってるわけではないとの事だが。
そう、だからこそ雪乃には、余裕がない。
常に全力だからこそ、実力の天井を晒してしまうし、力の余裕なんてあるわけがない。
これが格下相手ならば問題ないのだろう。
けれど、相手が陽乃さんであったり、雪乃の母親なんかの化け物級の相手となると
状況が一変してしまう。
陽乃「それとも、雪乃ちゃんは、自分が言った言葉に責任を持てないのかしらね」
雪乃「家族の会話で、冗談を言ってはいけないのかしら。
たしかに私は八幡に一度経験してみればいいとは言ったわ。
でもそれは、経験する事はないだろうけど、もし経験したら逃げ出したくなるような
経験だっていう意味で言ったまでよ」
たしかに、常識的な話の流れからすれば雪乃の言い分が正解なのだろう。
・・・でも、相手は陽乃さんであった。
陽乃「そう?」
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