過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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779:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/04/02(木) 17:33:23.88 ID:RpzwNEHw0
昴「道がわかりにくい場所で大変だったでしょ?」

八幡「大丈夫だったよ。あの時は昴が地図書いてくれたからな」

昴「地図がお役にたててよかったよ」

八幡「いやいや、こっちが書いてもらったのだから、

   お礼をしないといけないのはこっちだよ」

雪乃「ありがとう、昴君」

昴「あそこのパスタやピザも、なかなか美味しかったんじゃない?」



昴が紹介した店は、パスタとピザのレストランである。

本来ならばパスタやピザの方が有名なのだが、昴一押しはメインの品ではなく

デザートのケーキであった。

中でもチーズケーキを勧めされていて、レストランの中では色々なケーキをシェアして

食べたが、テイクアウトではチーズケーキのみを選択したほどであった。



八幡「ああ、あれから何度行ってるよ。

   車がないと不便な場所っていうのが難だけどな」

雪乃「今は車があるから気軽よね。またおねだりしようかしら」



と、夕さんが見守る中、俺達3人は意図して話を脱線させたままにする。

けれど、それであっても夕さんは話を無理やり勧めようとはしなかった。

じっくりと昴が決心するのを待ってくれていた。



昴「ごめんね姉さん。大事な話の途中で腰を折って」

夕「ううん。これも話したいことの一部でもあるから問題ないわ」



その返答に、俺と雪乃は訳がわからず顔を見合わせてしまう。

一方昴だけは理解していたみたいであったが。



夕「そのレストラン。相変わらず美味しいですか?」

八幡「はい、美味しいです」

雪乃「そうですね。リピーター客が多いみたいで、相変わらず繁盛しているみたいでした」

夕「昴はね、今はそのレストランでは、ケーキしか食べられないの」

八幡「え?」

夕「正確に言うのでしたら、テイクアウトのケーキしか食べられない、かしらね」



俺と雪乃は、自分達と夕さんのケーキ皿を見てから、

ティーカップしか置かれていない昴の手元を確認した。

たしかに、テイクアウトではないケーキはこのテーブルには用意されていない。

つまりは、テイクアウトではないから、今昴はケーキを食べていないって事になる。



八幡「それって、どういう意味ですか?」



俺は問わずにはいられなかった。聞かなくたっていくつか仮説は立てられる。


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