過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/04/30(木) 17:33:53.27 ID:X2mOQ2ue0
八幡「それで今度は俺達と一緒の食事にステップアップということですか?」
たしかに合理的で、よく考えられたリハビリ計画ではある。
だけど、それがどうして俺が布教したマッカンに結び付くのだろうか?
昴「比企谷達には悪いとは思っているけど、今回ばかりは甘えさせてほしい」
八幡「いや、ぜんぜん迷惑だとは思ってないから、改めてかしこまられると
そのせいでむずがゆくなっちまうよ。
だから、俺達をばんばん使い倒してくれればいい。
それに、俺達に出来ることなんてたかがしれている。
昴の問題は、昴本人にしか解決できないからな」
酷い事を言っているようだが、事実だから仕方がない。
由比ヶ浜の勉強であったも同じことが言えるが、俺や雪乃がいくら一生懸命勉強を
教えたとしても、結局は由比ヶ浜が勉強しなければ学力は向上しない。
これと同じ事が昴にも当てはまってしまう。
昴「まあ、そうだね。それでも感謝しているって事だけは覚えておいてほしいんだ」
八幡「感謝されているんなら、遠慮なく貰っておくよ」
と、やはりぶっきらぼうにしか感謝の念は受け取れない。
こればっかりは慣れていないのだからしょうがない。
雪乃「それでは、先ほどの缶コーヒーがどうして関係あるのでしょうか」
雪乃は俺達のホモホモしい、いや断じて拒絶するし、雪乃がそう思うはずはないが、
状況に耐えかねて、話の続きを夕さんに促した。
夕「はい、そのことですが、本来ならば昴は甘すぎる缶コーヒーは飲めないはずでした。
例えば、貰ったとしても、この後歯医者に行かなければいけないから飲んではいけない
とか、病院の検査があるから無理だとか、あとは、
このあと長時間電車に乗る予定があって、
トイレが近くなるような飲み物は口にできないなど、
適当な理由を述べて断っていたはずなんです」
おそらく今まで幾度となく繰り返してきた言い訳の一部なのだろう。
覚えてはいないが、もしかしたら俺もその言い訳をされた対象なのかもしれない。
夕「でも、比企谷君がくれた缶コーヒーはその場で飲んだそうです」
昴「比企谷からすれば、由比ヶ浜さんに勉強を教えている途中のいつもの
休憩にすぎなかったようだけど、僕からすれば画期的な事件だったんだ」
八幡「すまん。なんとなくしか覚えていない」
昴「仕方がないよ。
比企谷からすれば、普段勉強を教えている日常のうちの一つにすぎないんだから」
雪乃「それにしても八幡が缶コーヒーを奢ってあげる友達がいた事の方が驚きね」
八幡「俺の彼女なのに、どうしてそう自分の彼氏を悲しい目で見ているんだよ」
雪乃「あら? 事実を述べただけなのだけれど」
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