過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/05/07(木) 17:33:17.12 ID:K1/j9s740
でも、実際には雪乃ではなく夕さんを心配そうに見つめているだけで、
雪乃の事は意識はしていても、フォローする余裕がないようであった。
もちろん俺がいるから雪乃のフォローは後回しでもいいという考えもできるが、
それでも一言ぐらいはフォローするのが弥生昴だろう。
だからこそ俺は違和感を感じてしまい、それがあったからこそ昴が何を心配していて、
夕さんが何を問題にしているかを思い出してしまった。
以前俺達が弁当である事を昴が羨ましいと言ったことがあった。
もしかしたらお世辞も混ざっていたかもしれないが、ごくありふれた日常の会話ではある。
ただその時昴は言ったのだ。俺の発言に対して苦笑いを浮かべていたはずだった。
八幡「だったら、家の人に作ってもらえばいいんじゃないか?
まあ、弁当作ってもらうのに気が引けるんなら、
夕食のおかずを多めに作ってもらっておいて、
それを朝自分で詰めるのも手だと思うぞ」
昴「あぁ、それもいい考えかもしれないけど・・・。
比企谷のアイディアはいいと思うんだ。
でも、家の人も僕と同じように料理が苦手で、
それをお弁当にして持ってくるのはちょっと・・・」
って、会話があったことを思い出してしまった。
その時は母親が料理が苦手だと勝手に思いこんでしまっていた。
しかし、昴が今一緒に住んでいるのは夕さん一人だけだ。
つまりは、母親が料理を作ってはいないってことになる。
なにせ一緒に住んでいないのだから当然無理だしな。
だから自動的に「僕と同じように料理が苦手」な人は、夕さんとなってしまう。
ここまでわかればあとは簡単な理屈だ。
夕さんが気にしていた二つ目の問題。
きっと夕さんは昴から聞いていたのだろう。
俺は昴には話してはいないが、由比ヶ浜が話していたのを俺は覚えていた。
弁当当番があり、由比ヶ浜も頑張っており、俺の料理も楽しみにしていると。
二つ目の問題。それは、夕さんは弁当当番を任されても料理が出来ないって事だろう。
そりゃあ夕さんも気まずいにちがいない。
自分の方から昼食会に参加させてほしいといっておきながら、
弁当当番は出来ないと言うのは勇気がいる告白である。
たとえ誰も無理やり弁当を作ってほしいと強制しないとわかっていても
気が引けてしまうはずだ。
俺としては、無理やり弁当当番の一員に任命されてしまった俺の事も
弁当当番を免除してほしいと訴えたいが、おそらく全員一致で却下されるだけだろうけど。
ただし、弥生姉妹は除く。
八幡「えっと、その・・・。夕さんたちは弁当を無理に作らなくてもいいですよ。
弁当を食べる機会は週五回あり、陽乃さんはそのうち二回作りますけど、
俺と雪乃と由比ヶ浜は一回ずつでして、もし作ってくれるのでしたら
俺の登板と交換っていうのでもいいですけど」
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