過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/05/21(木) 17:37:02.62 ID:bamkGDGV0
陽乃「当然よ。大学生が大学院レベルの内容を簡単に理解できるっていうのよ。しかも途中
から早口の英語になったらしいじゃない。せめて日本語だったらついてきてくれる人も
いたかもしれないけど」
それもどうかとは思いますよ、陽乃さん。せめて英語だったから、わからなかった理由が
できたとも考えてしまうのは俺だけでしょうかね。
橘「仕方ないじゃないですか。大学で学ぶ事は基礎であって、本当に面白いのはその先なのですから。
それに英語だって帰国したてでね。話に熱が入ってしまうとつい英語が出てしまって」
陽乃「だとしても、その面白い学問を学ぶ前にあんなつまらない講義されちゃったら、
みんな面白いと思う前にいなくなっちゃうわよ?」
橘「それは困りましたね」
いや、ぜんっぜん困ったようには見えませんけど・・・・・・。
八幡「あの……、陽乃さんが講義に潜ったときは今と同じような講義だったんですよね?」
陽乃「ええ、そうよ。すっごく基本に忠実で、すっごくつまらない講義だったわ」
橘「それはひどい評価だな。でも、初めからそうするつもりだったんだけどね」
陽乃「私としては仁にはぶっとんだ講義をやっててほしかったんだけど」
橘「大学生相手にはしませんよ。あれはガイダンスだから羽目を外してしまったというので
しょうかね。もしそういったものをお望みでしたら院に進学してくれればいいだけです。
そうですね……。院に上がらなくても、こうして僕の所に来てくだされば、
時間の限りお相手しますよ」
陽乃「たしかにそうね」
雪乃「姉がいつもお邪魔しているのでしょうか?」
橘「ええ、そうですね。わりと頻繁にきていますね。だから、陽乃君の担当教授からはいいよう
には思われていないんですよね。面と向かっては言われないですけどね」
陽乃「いいのよ、あんなの」
いや、まずいでしょ。しかも、あんなの扱いとは、陽乃さんの担当教授様を同情します。
きっと俺と同じように酷い目にあっているんでしょうね。……あっ、でも付きまとわれないよりは
ましじゃないかよ。俺なんかほっといて欲しいと思っているときでさえまとわりつかれるのに。
どうもサーストン教授といい、陽乃さんの担当教授といい、一度は共感をもっても、どうしても
すぐに破綻してしまう。どうしてだよ。同じような境遇なはずなのに不公平過ぎやしないか?
橘「たしかに陽乃君のいうように面白い講義はしたいですよ。でも面白いってなんでしょうね?」
八幡「その講義に興味をもつとか、雑談が面白いとか?」
橘「雑談でしたら友達とすればいいじゃないですか。講義とは関係ない僕の体験談を話しても
時間の無駄ですし、仮に講義と関係がある体験談だとしても、
それは聞いていても理解できないですよ。内容が専門的すぎて」
八幡「たしかに……」
橘「それに、僕と高度なディスカッションをしたいのでしたら、最低限の知識がなければ整理
しませんよ。別に馬鹿にしているわけではないのですよ。ただ、基礎もできていないのに、
なにを話すというのです?」
八幡「まあ、正論ですね」
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