過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/07/23(木) 05:21:57.46 ID:G6XbfMQl0
雪乃「聞き間違いだと思うのだけれど、八幡も姉さんも名前を呼び捨てで呼びあって
いたわよね? もちろん幻聴だとは思うけれど」
八幡「あっ」
陽乃「雪乃ちゃん。聞き間違えではないわよ。私がお願いしたの」
雪乃「どういう事かしら?」
陽乃「私がね、デートしてってお願いしたら、八幡がお互いの立場を明確にしましょうってこと
になって、私は八幡の事を弟として呼ぶことになったのよ。それで八幡は私の事を
陽乃姉さんって呼ぶことにしたの。でも、だめね。最初のうちは八幡をからかってあげよう
と思っていたんだけど、陽乃姉さんって呼ばれるたびにせつなくなっちゃってね。
……でさ、泣いちゃった」
雪乃「姉さん。わかったわ……、呼び捨てでもいいわ」
陽乃「ほんと? 八幡って呼んでもいいの?」
雪乃「ええ、八幡と呼んでもかまわない。それに、どちらにしても結婚したら同じ名字になるん
ですもの。将来どちらの苗字を名のることになるかはお母さんの意向が挟む事になるで
しょうけど、それでも私も八幡も同じ名字だし、姉さんも八幡の事を八幡って呼んでも
問題ないはずよ」
あれぇ……、そういう展開? てっきり普通に許したんだと思ったんだけど。
いや、これも雪乃なりの照れ隠しってとこか。
よく見ると、雪乃の頬が薄っすらと赤く染まってるし。
陽乃「ありがと雪乃ちゃん」
雪乃「ええ、感謝しているのだったら抱きつかないで下さるかしら?」
陽乃「でもでもぉ、うれしくって」
雪乃「そうね。姉さんの気持ちもわかるわ」
陽乃「でしょう?」
雪乃「でも、私の彼氏に抱きつくのはよしてくれないかしら」
ですよね。
雪ノ下邸からの帰宅中、車内でずっと陽乃さんとの間の出来事を全て聞きだされたっていうのに、
雪乃はそれでも満足できず、自宅マンションでもねちっこく取り調べを行っていた。
まあ、俺は車を運転していたわけで、話に夢中になって事故ってしまったりしたら取り返しが
つかないわけで、その分手加減されていたともとれるが。
雪乃「ほんとうに隠し事はないのかしら?」
八幡「だから不意打ちで撮られた頬にキスされた写真まで見せただろ?
これ以上のスキャンダルはないんだから、だったらこれ以下の出来事を隠す意味がない」
雪乃「いいえ、それは間違っているわ」
八幡「どうして?」
雪乃「なぜなら、その写真以上のスキャンダルがあるかもしれないじゃない? もしそのような
事態があったのならば、八幡の論法では写真以上のスキャンダルは話せないという結論になるわ」
八幡「たしかに……」
雪乃の考え方は正しい。正しすぎる。でもさ、そんなスキャンダルないんだし、
ここはどうどうとしていればいいのか? ………………え?
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