過去ログ - 私「その腕が大好きだっ!」少女「気持ち悪い!」
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6: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/30(金) 18:09:58.47 ID:IzFhDf8P0


「……もうちょっと、良く分からないか?ほら、どういう授業受けてるとか、学科とか」

「――食付くね、……んー佐々木ちゃんって、言ってた、っけかな」

そう言いながら辺りをキョロキョロと視線を動かしている、

どうやらその佐々木少女を探しているようだ、友人に習って視界をぐりぐりと回す。

幾ら知らないからといって相手は隻腕なのだ、……いや、こういう言い方もどうかとは思うが、

それに、多分そういうものに敏感な私の方がきっと見つけやすいだろう、

と謎の理論を展開させながら見回す――とっとと、


居た、見つけた。

「――なぁ、もしかして、あの子か?」

「ん、んー」

少し考える素振り。

「んー、多分……そうなのかな、現物見たことないからね」

それは、そうだ、私も話を聞いて数分だ。

だが流石に隻腕の女の子が何人も同じ大学に居るだろうか、私には要るし居て欲しいくらいだが。

はーキレーカワイイナー、と呟く友人を目尻に、その佐々木少女に眼を向ける。

どうやら私の謎の理論は正確なものらしかった。




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