過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 10:39:06.26 ID:+3BGlNmE0
なるほどねえ、と教頭を称えるふうの校長に、教頭は恐縮したように頭を下げる。その光景が現実のものとは思えなくて、教師は校長たちとそれを見守る同僚たちを見比べる。

ああ、と校長が思い出したように教師を振り向いた。

校長「ということだが、君はどうだ? 何か言いたいことがあるか?」

本心が口を衝いた。

教師「……なんですか、この茶番は」

校長「ちゃ、茶番?」

教師「私が辞めた程度のことで、本当にどうにかなるとでも? そんなおためごかしが通用する段階など、とうに通り過ぎています。今、我々や生徒たちが置かれた状況は、あなた方が考えている以上に深刻だ」

校長「――」

教師「この職員会議は、どうやって彼らを落ち着かせるかを議論するためのものでしょう。彼らの行いがどういうものかを教え諭さなくてはならない。私を攻撃したところであなた方の気が晴れるだけで、建設的な意味はありません」

さっと教頭の表情が消えるのが見えた。



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