1: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:33:08.80 ID:73Zkb646o
ほむら「なにかしらまどか」
まどか「私はね、今とっても悲しいんだよ？」
ほむら「そう、……そうね」
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2: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:33:54.35 ID:73Zkb646o
ほむら「で、なにかしら」
まどか「……」
3: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:34:34.52 ID:73Zkb646o
ほむら「けれどまどか、アメリカ人だって全く紅茶を飲まないというわけでは無いのだから、米国にかぶれたまどかの前でこれみよがしに紅茶を飲んでも良いという事よ」
まどか「良いという事になるかどうかはともかくその言い方……」
4: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:35:38.54 ID:73Zkb646o
まどか「いや、やっぱりおかしいよほむらちゃん。それにその、恥ずかしいよ」
ほむら「恥ずかしいとは思わないけど」
5: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:36:27.24 ID:73Zkb646o
さやか「おはよう、まどか」
まどか「おはようさやかちゃん！」
6: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:37:27.41 ID:73Zkb646o
ほむら「あらら、怖いわね」
まどか「……あ、あの、さやかちゃん？ 幾らなんでも沸点が低すぎない？ ほむらちゃんの奇行は奇行だけど悪行じゃないんじゃないかな……？」
7: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:39:34.10 ID:73Zkb646o
さやか「まー巻き込まれたのはむしろ私なんだけどさ」
まどか「えっと？」
8: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:40:22.11 ID:73Zkb646o
杏子「いよーぅお前らおそろいで」
まどか「ああ、もう私には杏子ちゃんしかいない！」ｶﾞｼｯ
9: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:43:27.17 ID:oCqT+enoo
ーー教室
まどか（私がこの町に帰ってきてもう一週間。最初の頃はそんなに意識してなかったけど、やっぱり、みんな変だよね……）
QB（変って、どの辺りがだい？）
10: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:55:08.06 ID:VlsIIipoo
QB（なにをそんなに驚いているんだい？ キミにとってテレパシーだなんて、もはや日常の物と言い切ってもいい頃だろうに）
まどか（そ、そりゃあそうだけど、いきなり話しかけられたらびっくりするってば）
11: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 11:57:11.70 ID:VlsIIipoo
まどか（いやでも、前からこんなんだったような気もしなくもないし……）
ほむら（キュウべぇがどうかしたのかしら？）
まどか「くひん！？」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/31(土) 12:20:28.49 ID:fg2hUEtfo
つまんね
13: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 14:23:47.89 ID:19hrF8iPo
まどか（ほ、ほむらちゃん！？）
ほむら（さっきからあなたが嬌声、……いえ、奇声を上げるものだから。まさかと思って美樹さやかを取っ詰めたのだけど、何も知らないと言うのよ。だったら、こそこそと動き回るネズミを疑った方が早いじゃない？）
まどか（ね、ネズミ？）
14: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 14:33:30.02 ID:19hrF8iPo
放課後
さやか「おーいまどか〜。帰ろうぜぃ」
まどか「あ、えっとごめんね？ ちょっと寄るところがあるから」
15: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 14:37:50.19 ID:19hrF8iPo
ほむら「……ずーん……」
杏子「おいおいどしたよほむら。ズーンとか口で言っちまうほど凹んじゃってさ？」
16: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 14:51:05.98 ID:19hrF8iPo
デパート CDショップ
まどか（なんとなく一人で帰りたくてこんなところまで来たけど、この町も思ったより変わってないなぁ）ﾌﾞﾗﾌﾞﾗ
まどか（あ、でもアイドルとかは知らない人ばっかりだな。AWB24とか、巴マミとか、BIILとか全然わかんないや）
17: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 14:55:59.21 ID:19hrF8iPo
まどか（……この人は、あやしい）
まどか（怪しいというより、妖しい）
18: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 15:10:59.84 ID:19hrF8iPo
まどか（なんだろう、この感覚）
キリカ「おっと、それどころじゃなかった。ねえまどか、キミ巴なんとかってアイドルのCDがどこにあるか知らないかい？」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/31(土) 15:44:22.02 ID:19hrF8iPo
キリカ「まったく、冗談はよしてくれ 私が織莉子以外を愛するだって？ だめだだめだ！ ……これは、この呪いは思ったよりも厄介なようだ。ひょっとすると私が織莉子を嫌う世界もあるということじゃないか！」
まどか「あの……？」
キリカ「こうしちゃあいられない。ありがとう鹿目まどか、そしてサヨナラだね」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/31(土) 15:50:27.24 ID:19hrF8iPo
そして世界が、動きを止めた。
21: ◆tr.t4dJfuU[sage]
2014/05/31(土) 16:02:34.22 ID:19hrF8iPo
ほむら「忘れていたわ。私があの人を遠ざけた時、誰が来るのかを。けれど、そうね。まさかイレギュラー要素が私に歯向かうだなんて思いもしなかった」
ほむら「つくづく、悪魔に優しくない世界だと思わない？」
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