過去ログ - にこ「ニコは百日紅ニコ!」真姫「にこちゃんはローズマリーね」【ラブライブ!】
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10:一つだけ投稿してますよ ◆90wX8LPeMY[saga]
2014/06/05(木) 00:19:52.15 ID:m9ewdUKp0
「じゃあまた明日、にこちゃーん!」
「穂乃果! にこ先輩、でしょう!?」
「ふふふ、にこ先輩また明日ですー!」

幼馴染三人組と別れて、いつもの私と真姫の二人きり。

……気まずい。

はっきり言って滅茶苦茶気まずい。いや気まずいのは私だけか? 
西木野真姫はこの気まずさを望んで作り上げてるのだとしたら、気まずいのは私だけだ。だからその気まずさを打開する為に、いつも何とかして真姫についてアレコレ聞き出そうとするが、真姫の返事は大体冷たい。

まあ私の方が上級生なんだから偉そうにしても良いんだけど、それは私自身が嫌だ。だって偉そうに喋られたら話す気なくなると思わない?
ニコはその分上下関係なんて気にしないニコ! だ、か、ら、皆も気軽ににこにーって呼んでねっ!

「私、家こっちなので」

いつもの公園の前で、真姫は踵を返す。

妄想劇は真姫の絶対零度の言葉でフィナーレ。私は気を取り直して踵を返しつつある真姫に叫ぶ。

「――明日も部活来るよね!」

私はこれだけは絶対に言う様にしてる。真姫の返事は当然ないけれど、でも言わないと、どこかに行ってしまいそうだから。なんだろう。真姫の事、私はとても気にしてるんだ、と私は他人事のように考えていた。

さて、帰るか。お腹を空かしたこころとここあが待ってる。ニコニー、皆のアイドルから家庭的美少女子高生に早変わり――ニコッ!

自分でもサムいような気もする。


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