過去ログ - 【艦これ】語られることのない海のスナイパー
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◆ANFZJVHAkB2d
[saga]
2014/09/13(土) 02:10:05.33 ID:yJpSE8gqo
飛龍「せめて艦爆か艦攻が飛ばせればなぁ…」
蒼龍「第一次攻撃隊は収容したばかりだし…それにこう艦が揺れてちゃ…」
言いかけた蒼龍の左側に水柱が上がる。
その衝撃で彼女の体は大きく揺さぶられた。
蒼龍「あっぶな…妖精さん達、大丈夫?」
整備妖精「な…なんとか無事です〜…」
整備妖精「しかしこう揺れてちゃ燃料補給も弾薬補給もできま…うわわ!」
急激に舵を切った勢いで甲板から転げ落ちそうになる妖精を蒼龍は手でそっと包み込む。
蒼龍「だ…大丈夫!?」
整備妖精「は…はい〜…」
蒼龍「今は危ないからとにかく隠れてて…なんとかあいつらを振り切ってみせるから」
整備妖精「わ…わかりました!」
もそもそと妖精が蒼龍の格納庫へと引っ込んでいく。
それを見届けるとまっすぐと前を見据え。
蒼龍「私はこの子達の命も預かってる…とにかく生き残ることを最優先に!」
飛龍「いい事言うね〜!何が何でも被弾しないようにするわよ!」
敵艦に狙いをつけさせないために、二航戦の二隻は更に激しい回避運動を開始した。
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