過去ログ - 【艦これ】語られることのない海のスナイパー
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91: ◆ANFZJVHAkB2d[sage saga]
2014/08/04(月) 03:13:24.81 ID:IZnV5Tkpo
山城「姉さま…?」

扶桑「もう撃たなくていいわ…」

山城は不思議そうに扶桑の視線の先を目を凝らして見つめた。

砲煙が風に流されようやくル級エリートのいた海面が見え始める。

海面を漂う残骸、海を真っ黒に染める重油の跡。

そして半分以上海中へと没しているル級の姿があった。

左手の艤装は基部から破壊されているが先ほど山城を撃った右手の艤装はかろうじて原型を留めている。

山城「しぶとい奴…」

忌々しげに呟くと山城はある事に気付いた。

ル級の瞳はすでに光を失っている。

扶桑「あのようになりながらも最後に砲撃をしてきたのね…敵ながら…やるわね…」

山城「…そう…ですね」

一気に浸水が始まったのか、扶桑達が見つめる中、ル級は急速に海中へとその姿を消していった。


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